完成：大川田橋橋梁補修工事｜仲林建設スタッフブログ

2020.02.15

工事名：大川田橋橋梁補修工事
工事場所：西之表市安城地内

こんにちは！本社の砂坂です。
前回に続き、橋梁補修の一部を紹介したいと思います。

今回は『断面補修（充填工法）』についてお話します。

現況の写真です。
橋桁の下端にｸﾗｯｸが入り、部分的に欠損している箇所もあります。

位置確認後、マーキングしカッター目地を入れ慎重にハツリ取ります。
桁も橋台同様、骨材は玉砂利です。

ハツリ完了後に既設鉄筋（丸鋼）を丁寧にケレンします。
ケレンの完了後に速やかに、防錆材を塗布してゆきます。

次に、型枠組立前に打継目にプライマーを散布します。

型枠を組立てていきます。
セパレーターが取れない為、通常の型枠より固めに手間がかかります。
そして一工夫。（防水テープでのグラウト漏れ止めとアクリル板での充填確認）

モルタルポンプで圧送しながら充填します。
充填状態がアクリル越しにハッキリとわかります。

この作業を地道に繰り返して3本の桁補修が完了しました。

その他にも、手間のかかる沢山の作業がありましたが
無事に工事完了する事が出来ました。
本現場担当の皆様、本当にお疲れ様でした！

業務範囲

鹿児島一円対応致します。