仲林建設スタッフブログ

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仲林建設㈱の日々:防災の日に思う事

2024.01.17
29年前の今日1月17日明け方に阪神淡路大震災(1995年)が起きました。
その16年後、2011年3月11日夕刻前に東日本大震災が。

そして今年。
2024年元旦に石川県の能登半島地震が。知らせに驚きました。

天災は時も場所も選ばすやってきます。元旦だからと待ってはくれない。
災害の報道を見聞きすると心が痛みます。
家族や近しい人を亡くした方も沢山いらっしゃることでしょう。
今も被災地で復旧作業や支援活動で尽力されている方には頭が下がります。

その中で私が知り得た話を二つ。

阪神淡路大震災が起きた時、おにぎりを(塩むすび3個入り)を1000円で売りにやって来た者がいたらしいのです。
これを聞いてどう思われましたか?
困っている人に、こんな仕打ち。
そして、おにぎり売りに被災者は一致団結して『か・え・れ!帰れ!』と帰れコールで追い返したそうです。
私個人の意見ですが、どんな行動を取るかは、その状況に立たされた人それぞれなのだと思います。
それでも、その立場になった時の行動は恥じない行動でありたいと思います。

もう一つ。
正常性バイアス 耳にしたことはありませんか?
これは、コロナの時にも使われた言葉です。
バイアスとは偏見の事を指します。
正常性バイアスとは、多少の異常事態にあっても、それを正常の範囲内だととらえて、心を平静に保とうとする働き
だそうです。
例として、コロナ。「あの人もマスクしていないし。周りもしてないから大丈夫」
災害時。「隣人も避難していないから大丈夫だろう」
などと、自身の精神状態を守ろうとすると行動がマイナスとして働くようです。
異常事態で冷静になるのは難しいことなのかもしれませんが、自分や大切な人を守れるように危機管理や知識も必要
だと感じました。
近くに行って救助が出来るわけではありませんし、願ったとしても魔法が使えるわけじゃない。
私たちに今できることは、防災に備えて知識を身に着け、毎日健やかに過ごすことなのかもしれません。
自分にも起こりえることだと。考えずにはいられないのです。


犠牲になった方々へ黙祷と、お悔やみ申し上げます。




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鹿児島一円対応致します。